東京発 日本ファッションウィーク(JFW)

JFWが19日に閉幕しました。

今までの目玉ブランドが
海外進出したので
話題性に欠くかなと思っていのですが
いくつか小粒ながら面白いコレクションがありました。


今回のJFWはミントデザインズのためにあったと言っても過言ではないと思います。

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紙くずで作ったコレクション。
シュレッダーにかけられた広告や雑誌を集めて作られた服。
情報が大量に消費されていく現代。
断片化された情報をかき集めながら同一性を確保しようとする人。

エコを意識して素材に紙を使うという発想だけでは
そこまで独創的とは言えないと思いますが
上記のメッセージ性に加え
加茂克也さんのヘアメイクのインパクトもあり
他ブランドと比べて頭一つ抜け出ていた感があります。
実際に販売する段階でどこまでウェアラブルなものになるのかにも注目です。

インパクトで言えばウサギモチーフを前面に打ち出したネ・ネットも負けてはいませんが
個人的には「だから何?」感がありました。


新人のヒデノブヤスイは
なんとなく東コレらしいコレクションだなと思いました。
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今後に期待。


matohuは個人的に今一番面白い取り組みをしていると思うブランド。
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2010年まで慶長の美をテーマに
コレクションを続けていくという一貫した姿勢が面白い。
ここ数シーズンちょっと和テイストが強すぎる感もありますが
ゆったりしたコートやカーディガンがエレガントだった
07ssを超えるコレクションが今後見られることを
ブランドネーム同様「待とう」と思います。


アトウとかシアタープロダクツとかの常連は
いつもどおりの感じでした。


個人的に名前もテイストも好きなので
イランイランに一皮むけて欲しいです。