セール時期は法的に規制すべきか

ファッション流通ブログde業界関心事さんで
気になる記事がありました。

タイトルは「クリアランスセールの法的規制議論!?」
http://dwks.cocolog-nifty.com/fashion_column/2008/06/post_5f2a.html

記事の概要は以下のようなものでした。

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他社に先にをこされないようセール時期が前倒しされる
加えて残暑で秋物の立ち上がりが遅れる
   ↓
セール期間が長くなり、企業収益も圧迫、売場も乱れる。

フランスなどでは、年2回のセール開催日程を国が決めていて、
個々の企業がそれ以外に自由にセールを実施できるのは、
夏と冬に1週間づつと決められているようです。
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消費者の視点からすれば今では春夏物を夏本番前にセールで購入することが出来るので
よっぽどの人気商品でない限りプロパーで買う意義が薄れているように思います。

そのような状況の中で生産者側もセールでの販売を見越し
プロパー価格を高めに設定しいるのではないかと
勘ぐりたくなることもしばしば。。。

これでは生産者にも消費者にもやさしくない気がします。

かといって生産者が「みんなでセール時期揃えよ?」
とお互いの良心に働きかけても抜け駆けする人が出てくるに決まっています。

本気で改革を望むなら法改正しかない気がします。

しっかりとシュミレートした上で
法適用の必要性と可能性を議論してほしいと思います。