スーパークラシック ひらくPCバッグ
このバッグの特徴は2つ。
(最大mac book pro 15インチまで入るそうです)。
2つめはその名の通り「ひらく」こと。
蓋が折れてパカっとひらいて、さらに自立する。
ひらくから物が取り出しやすいし、中の物もごちゃごちゃにならない。
机の上に置くと、さながら移動式の棚のようです。
内ポケットや仕切りなどについてはTUMIやポーターのバッグも
十分な工夫がなされていますが、
この「ひらく(そして立つ)」というのはこのバッグならではの機能だと思います。
かつ取り出しやすいわけですから、
どうしても無駄に荷物を入れたくなってしまうのが人情で
必然的にバッグは重くなってしまいます。
手で持つのは厳しい重さになるので
このバッグにはもともと取っ手がついていません。
メッセンジャーバッグのように斜めがけすることのみを
想定した作りになっています。
しかもこんな感じでストラップは本体に固定。
こうすることで体感重量を低減させるそうです。
実際に使ってみると重さを胸で「面で」支える感じになります。
一般的なストラップ付きビジネスバッグの多くは
重さを肩で「点で」支える感じだと思うので、これも特徴的ですね。
ただ胸郭の動きが制限されるので階段などを登ると普段より息が上がります(汗)
まあこんな感じで特徴的で機能的なバッグなのですが
いちおうこのブログはファッションブログ()なので
見た目にも触れておきますと、
個人的にはイマイチかなと思います。
うちの奥さんがこのバッグを初めて見た時
「便利そうだけどおしゃれではないね。」
って言ったのが全てかなと。
まあでも一部の人達には大人気のようですでに年内生産分は
予約で完売しているそうです。
僕はファッションには身体を拡張しようとする働きというか意識があると思っているのですが
最近ではPCとかカメラのほうがわかりやすく身体を拡張している(脳になり目になる)ので
それに最適化したファッションアイテムがこういう風に出てくるのも
時代の必然といえば必然なんでしょうね。
CDプレイヤーが収納できる服なんてのを作ってたフセインチャラヤンは
先見の明があったのかも?と思うと同時に
時代に合わせて服の役割も変わってくるんだろうなあなどと、
大きいことを考えた次第です。