GDC ナンバリングスタジャン

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伊賀大介の記事を書いていたら
大学入学当初のことを思い出したので
少し昔話をさせて下さい。


僕の服好きのルーツは裏原です。
そこからハイテクアウトドアウェアに興味を持ち
服飾の夜間専門学校に通いだした頃から
コレクションブランドにも興味を持つようになりました。

当時は裏原ブームでしたし
大学が原宿から歩いていける距離にあったので
ある意味当時の僕が裏原に走ったのは必然といえば必然だったと思います。
まあ平たく言えばミーハーなんですね。

裏原好きといっても
APEやネイバーフッド、WTAPS、シュプリーム、サイラス、グッドイナフなどにはあまり興味がなく
ほんの少しですがモードの香りや土臭さを感じさせるGDC(グランドキャニオン)が好きでした。
ちなみにGDC仙台店はマルジェラ仙台店の上の階にあります。

このGDCのディレクターが伊賀大介さんの師匠である熊谷隆志さんです。


僕が大学の頃は
渋谷のメイドインワールドにGDCの取り扱いがあり
よく通いました。
とにかく接客が悪かった記憶が。。。


当時、GDCは毎年スタジャンをリリースしており
中でも写真のように袖に番号の入ったスタジャン
通称ナンバリングスタジャンは100から150着のみの生産で
裏原ブームの真髄である「限定」を売りにした人気商品でした。

これはナンバリングスタジャン3代目。
初代は背中に「雪印」マーク、
2代目は背中に「ロータス」の刺繍、
そしてこの3代目には背中にこの年のテーマである
GDCネイティブ」の刺繍が入っていました。
GDCロゴもトライブ柄っぽくアレンジ。
さらに各所にスワロフスキークリスタルが縫い付けられています。
ド派手です。

僕の身長なら基本的にはMサイズを選んで
大きめに着るものなのですが
僕はダボダボした服が今も昔も好きではないので
sサイズをジャストサイズで着ていました。


最近のGDCはサーフィンやリゾート色が強くなりすぎている気がして
チェックしていませんが
GDCは僕に古着(特に各種ユニフォーム)に見られるデザインの普遍性と
それを現代風にリファインすることの面白さを
教えてくれたブランドです。
そういった意味ではGDCこそ僕のルーツであり師匠と言っても過言ではありません。


これはそんなGDCの典型的な作品のような気がして
今着ることはありませんが
大切に保管しているジャケットです。