フェアにトレードしてみるテスト

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先日参加した友人の結婚式の引き菓子が
フェアトレードチョコレートでした。

引き菓子まであいつらしい。
家に着くまでが遠足です。

フェアトレードと言えば今回のチョコレートが有名ですが
他にもコーヒー、洋服関係ではオーガニックコットンなんかも
フェアトレードを謳うものが多いですよね。

今までIKEAのチャリティー募金、マルジェラのエイズTなど
ブログの中でチャリティー関連のものに触れてはきましたが
過去の記事へのリンクはこちら↓
http://blogs.yahoo.co.jp/margielamarni/8325200.html
http://blogs.yahoo.co.jp/margielamarni/9221877.html
フェアトレードはまた別物です。

前者が建前として売り上げの一部を寄付することで
寄付の受け手となる人たちの生活の保護を目的としているのに対し
フェアトレードは建前として生産・流通形態の改変を通して
生産者自身の自立を促すと同時に、品質の確保も目的としているからです。

建前として、と書いたのは
それが本当に機能しているかを僕は知らないからです。
具体的にどのような形で誰に寄付されているのか
果たして寄付は本当に役立てられているのか
生産者の生活は保護されているのか
生産者の自立は本当に促されているのか
実際のところは僕はまったくと言っていいほどわかっていません。

僕個人の感覚として
Giveだけでは持続可能で長期的に良好な関係は生まれないと思います。
さらに、保護的なGiveはGiveする主体の意志に反して
時に受け手にとって害悪たりえます。
かといってGiveは不要かと問われると
そうではない気がします。

There is more action to be done to fight against AIDS than to wear this T-shirt,
but it's a good start.

とマルジェラも言うように
Give(とそれに付随する行為)が何かのスタートになることはあると思うからです。
引き菓子のフェアトレードチョコレートがそうであるように。
問題はGiveを端緒として何をどう維持していくか、
その次の個人レベル、システムレベルのアクションだと思うのです。


追記:まずは個人レベルでフェアトレードの功罪について知ろうとするところから始めたいと考え
   フェアトレードについて勉強中です。
   おすすめの書籍等があればお教えいただけるとうれしいです。