容疑者Xの献身

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今日は夜から奥さんと渋谷で待ち合わせて、
色々な方々に勧めていただいた
容疑者Xの献身」を観てきました。
シネタワーで観てきたのですがシネタワーは
1階にクリスピークリームドーナッツが入っているのがうれしいです。
我々もドーナッツを買って映画に臨みました^^
(以下、多少映画のネタバレがあります)

映画の感想ですが、結論から言うと
堤真一の2回目の通勤シーンで犯罪のトリックはわかってしまいました
(皆さんのブログを事前に拝見していたこともあるかもしれません)。
というのもあれはカントのことをすごく意識したシーンだと思うんです。

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カントは規則正しい生活習慣で知られた。
早朝に起床し、少し研究した後、午前中は講義など大学の公務を行った。
帰宅して、決まった道筋を決まった時間に散歩した。
あまりに時間が正確なので、散歩の通り道にある家では、
カントの姿を見て時計の狂いを直したと言われる。
(以上、wiki↓より引用)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%83%8C%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%88
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あのシーンは
堤真一演じる数学者の天才っぷり(とおそらくその性格も)を表現するために
大哲学者カントを元ネタにしたものと思われるのですが
カントのような正確性や反復性を求められるシーンだからこそ
1回目と2回目の通勤シーンの違いはとっても目に付きました。
そこに着眼すれば、もうトリックはアレしかないなと。

しかしまあこの映画のメインはそのトリックではなく
その後の登場人物たちの行動にあると思いますし
その点については十分に楽しむことができました。
一緒に見に行った奥さんも大満足だったようです^^


さて、(一応)ファッションブログなので服ネタも。

この映画は登場人物の服を見るだけでも十分に楽しめる気がします。
映画に出てきた服の中では
登山のシーンで福山さんが着ていたPAINEのダウンジャケット(おそらく画像1枚目のもの)
堤さんが背負っていたマムートのエクストリーム(画像2枚目、福山さんはカリマー)
が気になりました。
あと堤さんが劇中で使っていたカメラはニコンのCOOLPIX5100(画像3枚目)
だと思うのですがいかがでしょう。
天才数学者が選ぶデジカメ、気になりました(^^;



追記:
石神が毎朝パンジープランターに刺さっている鳥のオーナメントを刺しなおすシーンについてですが
あれは基本的には石神の几帳面さを示すシーンだと思います。
ただパンジー花言葉は「純愛」らしいので石神が隣人親子に抱く
純愛の暗喩という解釈も成り立つかもしれません。