Successful living from DIESEL

先日、今年4月に行われたミラノサローネ2009に
メゾンマルタンマルジェラが初出展したという話題を取り上げました。

今回のメゾンマルタンマルジェラの展示は
あくまで世界各地の直営店の雰囲気を再現しただけであって
独自に商品化を行うのか、どこかの家具メーカーと組んで商品化を行うのかについては
未定（少なくとも未公表）のままのようです。

一方、メゾンマルタンマルジェラの親会社であるディーゼルも
FOSCARINI社とMOROSO社、ZUCCHI社とコラボして
風景やアンプ、ターンテーブルが転写されたテキスタイル、
X線画像を模したプリントが施されたついたて、
染料をこぼしたようなプリントのテキスタイル、
デニム風のハンドペイントを施された椅子・机などを発表し
高い評価を得た模様です。

こちらの動画はディーゼルの出展に先駆けて公開されていたイメージ映像↓

Successful Living From Diesel (Teaser)

転写プリントの多用など
どことなくマルジェラの影響を感じないでもありません。

これは単なる偶然なのか、
それともディーゼルがマルジェラ化しているのか、
はたまたマルジェラがディーゼル化しているのか、
それは僕にはわかりませんが（転写プリント自体はいまや珍しくない手法ですし）
そろってミラノサローネに出展した両者の今後の動向からは目が離せません。