エコエコアザラク エコエコザメラク エコエコケルノノス エコエコアラディーア

世の中はエコポイントだ何だと盛り上がっていますが
ファッションにおいても2005年くらいから
雑誌やネットでエコとファッションが一緒に語られることが増えてきている気がします。


ネットで「エコ ファッション」で検索する限りでは

オーガニックコットンなど自然に優しい素材を用いた服を着る(作る)こと
フェアトレードなど発展途上国の労働者にも優しい服を着る(作る)こと
クールビズウォームビズなど気候に合わせて適切な服を着ること
・ エコバッグやマイ箸を用いること
・ レザーやファーを身に着けないこと
・ 古着など既存の素材を再利用すること
・ 着古した服を発展途上国に寄付すること
・ いいものを必要な分だけ買って長く着ること

などがエコ・ファッション(ファッション・エコ)と呼ばれるようです。


大和総研↓によればこれらはさらに
http://www.dir.co.jp/souken/research/report/emg-inc/biz-model/09033001biz-model.pdf

・ 素材のエコ
・ リサイクル・リユースのエコ
・ 長期利用のエコ

に大別されるのだとか。


ファストファッションがこれだけ話題になっている一方で
エコ・ファッションが語られている。
それ自体になんとなく矛盾を感じないでもないですが
最近はファストファッションブランドもオーガニックコットンを使うよう努めていたりするようなので
下手に文句をつけようとするとこちらが地雷を踏んでしまいかねない
というのが現状でしょうか。
まあその鉄壁のガードっぷりがかえっていかがわしかったりもするのですが。。。


最初に挙げたように
ファッションにおけるエコは既に多様な形態を取っています。
そして不用意にどれかを叩くと他のどこかから反論されてしまう。
(上のファストファッションの例で言うと
ファストファッションは「いいものを必要な分だけ買って長く着ること」
というエコに反していると主張すると
ファストファッションは「オーガニックコットンなど自然に優しい素材を用いた服を着る(作る)こと」
というエコを実践している、という反論が返ってくる。)


エコ・ファッションが悪いことだとは全く思いませんが
その用意周到さが僕は怖いです。