メゾンマルタンマルジェラ 1011awコレクション

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パリメンズコレクションで
メゾンマルタンマルジェラ 1011awコレクションが発表されました。

上の画像はWWD↓からの転載です。
http://www.wwd.com/fashion-week/mens-fall-collections-2010/review/maison-martin-margiela-mens-rtw-fall-2010-2427180?city=paris
なんと今回はメンズ初(ですよね?)のランウェイコレクション。
個人的に気になったもののみ転載させていただきました。

写真一枚目に見られる少し前のランバンのような、膨らんだ丸い肩。インナーはもしや定番ライダースでしょうか
写真二枚目と六枚目に見られるレザーでできたシャツ
写真三枚目に見られる肘パッチならぬ膝パッチ、太ももの切り替えは過去のアーティザナルデニムへのオマージュ?
写真五枚目のパンツに見られる柄、こちらは過去の陶器のベストの転写でしょうか?
写真六枚目に見られる過去のアーティザナル裏返しムートンコートをリメイクしたコート
気になるディテールがいくつかあります。

10ssのレディスコレクションを、僕は個人的に非常に残念な出来だと感じたのですが
それに続いて発表されたメンズコレクションは
今までの路線の継続しつつ、「今後のメゾンの方向性」を明確に打ち出すもので
これはこれでアリなのかなと思っています。

今回打ち出された「今後のメゾンの方向性」とは、つまり
「MMMとしては、昔(特にアーティザナル)のような、小汚く、不可思議で、
アンバランスなメンズウェアを作っていく気はない。
きれい目で、高級感があり、しかしどこかに多少の違和感を持たせてた、ウェアラブルな服を作っていく。」
ということかと。

今回のマルジェラのコレクションからは、「服そのものの意味をよく考えた」というよりも、
「メゾンの現在の、そしてこれからの立ち位置をよく考えた」という姿勢が伝わってくる気がします。
そういう意味では、よく考えられたコレクションだなと思いました。
本当に勝手なイメージですが、アメリカと中国で売れそうだなと。

なんだかいつも以上に上から目線になりました。すみません。