草津旅行 富岡製糸場

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昨日までの3連休を使って
奥さん方の両親と一緒に草津へ行ってきました。

練馬から関越自動車道に乗って北上。

途中で富岡製糸場を見学。


富岡製糸場と言えば
歴史の教科書には必ず
明治時代の富国強兵・殖産興業というスローガンとセットでその名が出てきます。

最近では世界遺産の暫定リスト入りしたことでも話題になりました。


当時、日本の外貨獲得にあたり
中心的な役割を果たしていた生糸。
その生糸を一定の品質を確保しながら大量生産するためのモデル事業。
それがこの富岡製糸場でした。

もともと群馬県は生糸の生産が盛んでしたし
製糸過程で必要な水も
工場を動かすための燃料となる石炭も豊富に採れたことから
この地富岡が官営施設の設置場所として選ばれたそうです。


繭から生糸を取り出す工程は以下の通りです。

1.乾燥:繭を乾燥させて防腐処理を行う(同時に繭の中のさなぎを殺す)。
2.煮繭:繭を煮て接着している繭糸をほどく
3.索緒:繭をほどく糸口を探し一本の糸になるポイントを選る
4.繰糸:選られた糸を一本の生糸に収束させる


生産された生糸は
強度があり、汚れ・ほつれ・節・縞がないものほど
良質のものとされているそうです。

シルクと言えばタイシルクが有名ですが国産のものと比べると
どちらがいいのでしょうか。


富岡製糸場を有する群馬県
生糸生産の他にも織物、染色、刺繍などでも有名です。
歴史的にも繊維業が地元に根付いているためか
ファッションデザイナーを多く輩出しており、
有名どころでは、NIGOBAPE)、高橋盾(アンダーカバー)、
荒川真一郎(シンイチロウアラカワ)、大出由紀子(green)などがいます。