マルタンマルジェラ サルトリアルライン

イメージ 1

men's vogue.comにマルジェラが来シーズンから始める
サルトリアルラインについての記事が載っていました。
サイトへのリンクはこちら↓
http://www.mensvogue.com/clothing/threads/articles/2008/05/stoppard

以下概要を和訳します(相変わらずの意訳っぷりですので厳密な方は本文をあたってください)。

----------------------------------------------------------------------------------------
マルジェラは今まで白いタグに0から23までの数字が書かれたラベルを使用してきた。
この夏、初めて "Maison Martin Margiela"という文字が金字で刺繍されたアイテムがリリースされる。
14ライン内の新ライン「サルトリアル」からリリースされる12のアイテムだ。
このラインは消え去り行く古きよき時代のテクニックを
保存しようという考えに基づいている。
「サルトリアル」のスーツジャケットは
生地には型崩れを起こしにくい馬毛を使用し
ボタンは手縫いで、裏地は裏返してきることも可能なくらいしっかりと作られている。
コートやスーツの価格は3000ドルを超える。

マルジェラのスタッフは言う。
「企画自体はずっと前から立ち上がっていたんです。」
「彼(マルジェラ)は何よりも服に語らせる人間です。そしてチームを信頼しています。
もしも彼にスポットライトが当たったら、チームは影になってしまう。
我々は全員が陰にいることを選ぶのです。それで服にスポットライトが当たるなら」

マルジェラは(今までラベルなどには出してこなかった)彼の名前を表に出し
未だに挑戦を続けている。
---------------------------------------------------------------------------------------

うーん。気になりますねえ。
伝統的なテーラーの技術を保存・維持するというのはすばらしい考えだと思います。
最近こういう発想を耳にする機会が増えましたが
サステイナブルという点では
マルジェラのように既存の大きなブランドがこういった試みに
真正面から取り組むことは意義深いように思われます。