ノンバーバルコミュニケーション

週末大阪でとある会議に参加してきました。

会議参加者の半数近くは、昨年に行った業界の偉い人巡りでお会いした方々で、
平均年齢は50歳くらい。
僕は場違いなくらいの若輩者です。

議長は地元大阪の方だったのですが
色々と気を使ってくださって
会議が始まってからも会場のスタッフに飲み物を出すタイミングを指示したり
雑務にも対応しておられました。

それを見兼ねた他の参加者の方(ちなみにこの方は以前の「任せる才能」という記事のモデルになった方)が
「議長、細かいことは若い人に任せてしまいましょう。margielamarni君、やってくれる?」とおっしゃって
それ以降は僕が雑務を請け負うことに。

その後、会議は盛り上がり、
僕も持論を述べさせていただき、
ありがたいことに、いくつかの重要な仕事を担当させていただく運びとなりました。

会議の予定時間3分の2くらいが過ぎた時、
僕に雑務を振った方が、仕事の都合で先に帰られるということで席を立たれました。

その方が出口に向かって歩き出し、僕の席の後ろを通り過ぎる時、
僕が会釈をすると、その方はニコっと笑い、
僕の両肩をバンバン!と二回叩いてから、会場を後にして行かれました。

その「ニコっ」と「バンバン!」が
「雑務押し付けて悪かったな」だったのか
「ちゃんと議論に参加してるな」だったのか
「仕事頑張れよ」だったのか
それはわかりません。
その全部だったような気もします。

ただ一つ確実なのは
その「ニコっ」と「バンバン!」で
僕はこれから頑張って行ける、ということです。

ノンバーバルコミュニケーションは、時に言葉よりも直接的に
心に響くものなのだと知りました。