田舎い

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と書いて「ださい」です。
「田舎(だしゃ)い」→「ださい」と転じたそうです。

語源だけに無駄に拘泥するなら、
ださいかどうかは田舎っぽいかどうかで決まるわけで
「地方っぽい格好」がださいのは勿論
「地方から出てきたばかりで頑張っておしゃれしているけれども
どう見ても地方から出てきた新入学生にしか見えない人」も
ださいことになります。

あ、どちらも数年前の自分だorz


ところで先日広島(広島市ではなく郊外のほう)に仕事で行った時思ったのですが
地方のおしゃれな若者のファッションは駅ビルっぽい格好が多い気がしました。
ルミネっぽいファッションと言うか。

女の子はそれなりにおしゃれだし男の子も変にとんがってなくて
とてもとても好感が持てました。
怖くないしなんだか落ち着くというか(ぱっと見の話ですが)。

都会は若者人口が多いので
その中のごく一部のはずの超おしゃれっ子(派手なことが多い)だけでも
かなりの人数がいます。
その中でさらに差異化をはかるものだから
どんどんどんどんエスカレートして
部外者から見たら「仮装ですか!?」ってことになりがちなのだと思います。


ごく一部のわかる人にはわかるファッション。
たこつぼ化したファッション。

独自の文化が作られているので見ていて面白いし
「これはいいわ。」と思うことも多々あります。


ただ、親や祖父母を含めた大多数の服にあまり興味がない方々にも
それなりに受け入れられるファッションというのは
きっと地方都市の、ともすればださいファッションなんだろうなあと思いました。


特化すること・多様化することは
基本的にはいいことだと思います。
ただ一般的な感覚、共通前提のようなものが失われて
一方向的に何かに特化していくことには個人的には恐怖のようなものを感じます。


またまた面倒くさい文章になりました。
すみません。