文系と理系

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最近、文系と理系という区分が気になります。

一般的には文系は文章読解に強く、コミュニケーションスキルが高いと言われ
理系は数字に強く、論理的思考を得意とすると言われますが
ぱっとお読みいただくだけでも
「文系で論理的思考をする人もいるよ」
「理系でもコミュニケーションスキルが高い人はいるよ」
と反論の余地が沢山あることがお分かりいただけると思います。

だからといって文系理系で分けることが意味がないかというと
そうでもない気が僕は最近しています。


以前、知人が文系理系の分類に近いものとして
CPU型とハードディスク型という分類の話をしていました。

CPU型の特徴は情報の処理速度(=頭の回転)が早いこと。
「要はこういうこと?」
「で、結論は?」
が口癖の方はCPU型かなあと。
そして理系の方と話しているとこういうことを聞かれることが多い気がします。

ハードディスク型の特徴はデータ量(=知識量)が多いこと。
「○○に近いかもしれないね。」
「そう言えば○○(←歴史上の偉人とか)もこんなこと言ってたよ。」
といった傍証を提示するのが好きな方はハードディスク型かなと。
博覧強記な文系の方に多い気がします。


ウィキペディアによれば
文系は
「文献などの個別対象や思想などの概念対象を解釈する人文科学と、
社会現象や制度を歴史的、思想的もしくは実証的に解釈する社会科学とに分かれる」
そうで、どちらも「解釈」が求められる分野なので
基礎的な教養としてハードディスク型の知識が必要とされるのかもしれません。
一方、理系は
「人間そのものと人間を取り巻く自然全般を、当為的かつ実証的に研究する自然科学」
だそうなので、CPU型の情報処理能力と言うか本質を見抜く力が求められるのではないでしょうか。

個人的には結構説得力があると思うこの分類
皆さんはどちら側でしょうか。


追記:まあいろいろ言って見ましたが
   CPUだけだと味気ないし
   ハードディスクだけだと文章がやたら長くなって
   結局何が言いたいのかわからなくなってしまうので
   (途中でフリーズしちゃうかも)
   自分は両方そろえた人になりたいなあなんて思っているのですが(^^;