バウハウス的、ユニクロ的

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バウハウス(Bauhaus)は、1919年、ドイツ・ヴァイマル(ワイマール)に設立された
美術(工芸・写真・デザイン等を含む)と建築に関する総合的な教育を行った学校。
また、その流れを汲む合理主義的・機能主義的な芸術を指すこともある。(中略)
(開校後、指導者の変遷を経て)合理主義・機能主義(工業デザインや大量生産に合致するような方向)が、
バウハウスの中心的な教育傾向となっていった。
ムテジウスの系譜に連なるマイヤーは唯物論の立場から「バウエン」を唱え、
全てを規格化・数値化・計量化し、合目的性・経済性・科学性を徹底的に重視させた。(中略)
マイヤーの手腕でバウハウスは初めて黒字を生み、国際的な評価が高まり、
同校のデザイン活動は最高潮に達していた。
(出典:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A6%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B9


ジル・サンダーJil SANDER)。1943年、ドイツのハンブルグに生まれる。
(中略)
「フランクフルトのアルマーニ」と称され、縫製技術の高さ、
シンプル且つミニマルでシャープな感性が現代女性に受け入れられる。
(出典:http://www.tsushin.tv/brand/milan/jil.html

ジル・サンダーは「装飾なきデザイン:design without decorathion」を
コンセプトとしてあげています。
内面の豊かさや美しさを表現することには装飾のないシンプルさ、品格が必要。
そのためには素材やカットが非常に重要になります。
そのような中で着心地のいいものに仕上げるには、ディテールへのこだわりが必要とのこと。
上記のような点は機能性重視のミニマリズムを完成させたと言われる
ヘルムート・ラングに考え方が似ています。
ラング同様にジルサンダーも服の機能性と品格が
非常に評価されたデザイナーと言えるのではないかと思います。
(出典:http://www.fashion-press.net/brands/60


シンプル・ミニマルを志向するドイツ出身のデザイナー、ジル・サンダー
コストパフォーマンスがウリのジャパニーズブランド、ユニクロ
提携を発表した両者は
第二のバウハウスたりえるでしょうか。