本日の記事に対する批判は甘受いたします
お馴染みのマスクをかぶったモデルが纏うのは
ペンキャップをつなぎ合わせたアイテムや
つけまつげをつなぎ合わせたアイテム。
いつも通り面白い。
面白いんだけど。
違う。僕らが見ていたいのは希望に満ちた光だ。
商業的な側面を担う服とアート的な服が
かけ離れすぎてはいないでしょうか。
多様性を持つということは素晴らしいことです。
アーティザナル、レプリカ、サルトリアル、コレクションライン、MM6。
こんなに幅広いクリエイションをしているブランドは
他のどこを見渡しても絶対にありはしません。
それでも僕は、ウェアラブルさと斬新さが調和した服を見たい。
誰にもできそうで、それでいて誰にもできないコレクションを見せてほしい。
様々な方向に貪欲に成長していくメゾンには
本当に、本当に尊敬の念を禁じえません。
尊敬しているからこそ
もっともっと難しい（それでいてシンプルな）ものを見せてほしい。
消費者の欲望には際限がありません。
