欲張り

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ボラボラ島にバカンスに来ている外国の人たちはとてもリッチそうでした
(日本人は大半が新婚旅行なのでそうでもない)。

そういう人たちを見て
自分がもしもこの人たちくらい(どれくらいかは知りませんが)お金持ちになったら
服に対する姿勢も変わるんだろうなあとぼんやり思いました。

僕は独身時代、給料のほとんどを服につぎ込んでいたので
少しでも欲しいと思った服は全て買っていました。
当時の服の購入基準は「この服を買ったら着るか着ないか」ではなく
「この服を欲しいか欲しくないか」でした。
当然「買ってはみたけれどあまり着ない服」が少なからずワードローブに生じました。

結婚してからは独身時代に比べれば購入する服の量は大分減り
それに伴い、購入時には一点一点の服をよく見て
「本当に欲しいか」「本当に着るか」を考えるようになりました。
おかげで「買ってはみたけれどあまり着ない服」を買ってしまうことは
最近ではほとんどなくなりました。
そしてそれと同時に一点一点の服に対する愛着のようなものも
増した気がします(なんせブログにいちいち写真を載せるくらいですから)。

「この服を欲しいか欲しくないか」という購入基準や
「買ってはみたけれどあまり着ない服」が生じることが
決して悪いことだとは思いません。
「本当に欲しいし本当に着る」鉄板服ばかり買っていては
小さくまとまってしまい面白くない気もします。

でも一つ確実に言えるのは
服に対する愛着が以前よりも増したことは
僕にとっては嬉しい変化だということです。

ボラボラ島にいた人たちのようにお金持ちになって
服なんか幾らでも買える状況になったら
一点一点の服に対する愛着は少し薄れてしまうかもしれません。

好きな服を好きなだけ買えるようになりたいと思う一方で
こつこつお小遣いを溜めて買ったゲームソフトを
宝物みたいに大事にする子どものような気持ちも持ち続けたいと思う。

とっても欲張りです。