メゾンマルタンマルジェラ 11ss レディスコレクション


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もう皆さんご覧になったかもしれませんが
メゾンマルタンマルジェラ 11ss レディスコレクションが発表されました。

「男性のワードローブが女性の身体と出会う」というテーマだったそうで
ショーの序盤には、男性サイズのオーバーサイズの服を女性が着用し
余った布がつままれたかのようなデザインの服が登場。

ショーの進行に伴い、ショーの序盤ではつままれていた布の剰余部分は
重力を無視してピンと伸ばされ、まるで地面に平置きされているかのような形状へと変化。

以前のオーバサイズコレクションと、平面コレクションを足してにで割ったようなコレクションと言ったら
安直すぎるでしょうか。

過去のコレクションを参照しつつ
コレクションの進行にともなって服の形状が変化していくといった新しいアイディアも加えられた
とてもよく考えられたコレクションなんだろうなあと感じました。

ただ、正直に言ってしまうと、
「マルジェラがいなくなって面白くなくなったと言われないために頑張ったコレクション」だとも感じました。
服がオーバーサイズであると同時に、頭でっかちでもあるコレクションだなと。

デザインチームが頭を使った感が前面に出ていて、
服そのものが持つ美しさであったり、服を着た人を魅力的に魅せる力であったり、
そういったものが見えづらいような気がします(観念的な感想ですみません)。

まあ写真で見ているだけなので、起用するモデルさんだったり、写真の撮り方だったりで
印象がコロッと変わるような気がしないでもないのですが。。。