メゾンマルジェラはじめました

彼じゃなくちゃダメだと マルジェラトウキョウにも背を向け

いつも古い服ばかり 何年も着続けてきたけど

本日 12年20日 こんな中年でも とうとう

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試着重ねてる間 嫁が三越で散財

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出した僕のカード パンダマークの楽天カード

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ちょくちょく見る足袋ブーツ 知らぬ間になくなった定番品

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彼がメゾンを去ってから 早10年が過ぎて

今年もそろそろ あれが恋しくなる時期 冬の風物詩

なぜかドライバーズの襟 徐々に 徐々に短くなる

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いつの間に消えたサルトリアル 増え続けるフレグランス

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1CON 5AC Glam Slam 読み方が わからない

久々に見たECサイト 知らない とこばかり

昔話をしても 若い子は 聞いてない

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絶え間なく起こる 民族紛争

なぜ人は傷つき 傷つけあうのだろう oh

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メゾンマルジェラ デビューしました

2020年秋冬のセールで、初めてメゾンマルジェラの服を買いました。

最後にマルジェラを買ったのは2010年代前半なので

マルジェラ自体、買うのは久しぶり。

と言っても、買ったのはガリアーノ感のない黒のエルボーパッチカーディガンです。

 

メゾンマルタンマルジェラ時代も最後の方は

袖や着丈が細長くなっていた記憶がありますが

メゾンマルジェラのカーディガンも

2000〜2010年頃のものに比べるとゆったりしている印象があります。

ドレープがあって高級感があるといえば高級感があるかもしれません。

生地はコットンウールで、特に高級という感じがするわけではなく

個人的には、5万円以下ならよいけど、8万円とかになると高いかなという印象。

パッチはスエードですが、この質感は結構好きでした。

 

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ユニクロUのクルーネックTシャツ(黒)に合わせてみました。

 

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これは2010年のエルボーパッチカーディガン(ブルーグレー)を

同じくユニクロUのクルーネックTシャツ(ブルー)に合わせたもの

この頃のハンマースリーブのニットのタイトさ、特に前身頃の短さが好きです。

 

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これは2007年のドライバーズニット(ベージュ)に

ユニクロUのクルーネックTシャツ(ナチュラル)を合わせたもの。

 

マルジェラの前あきニットに

ユニクロの同系色のTシャツを組み合わせるのがとても好きです。

ニット自体が多少繊細(高級感があったり、古いものだったり)でも、

1000円と安く、生地のしっかりしたユニクロTシャツと一緒に着ると

「それなりにラフに着ちゃっても良いか」という安心感が生まれます。

Tシャツのカラーバリエーションが多く、ニットに近い色を探せるのも良いです。

昔のマルジェラに合わせると

マルタンマルジェラクリストフルメールという

新旧エルメスデザイナーの服を一緒に着ているという蘊蓄も語れます。

マルジェラ本人はメンズのデザインには関与していないんじゃないか、という細かい話は

この際抜きにしましょう。

老害マルジェラーが着ていないけど保管している服を紹介します

先日、今も着ているマルジェラの服を紹介しました。

今回は、あまり着ていないけど大事に保管している服を紹介します。

 

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99年のドールコート。94年のオリジナルコレクションのリプロダクションです。

10年前のブログ記事の画像と比べるとかなり色落ちしているのがわかります。

つらい。 

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特に陽に当たる肩周りの色落ちが顕著です。

大好きすぎて着るのがもったいないのですが

着なくてもダメージは蓄積していくというジレンマ。

(服としての)人生の最終段階をどう過ごすか、要検討です。 

 

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04年のアーティザナル ベルベット ジャケット。

黒のノッチドラペルと茶色のピークドラペルがあって

色的には黒が欲しかったのですが、茶色の方がサイズが良かったので購入。

これはもう本当に死ぬほど着ました。

 コンケープドショルダーっぽいカッチリした作りなので

最近のトレンドからすると大袈裟な感じがしてここ5年くらい着ていませんが

コンパクトなテーラードジャケットが復活しそうなので

今後の活躍に期待しています。

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タグは懐かしのここのえタグ。

  

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上記ベルベット ジャケットの次の春夏に出た

アーティザナル ドッキング ジャケット。

 これもタイトなのでトレンドの変化待ち。

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袖口の手作り感ある切り替えが好きです。

  

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05年のアーティザナル ネクタイ ジレ。

発売当時は存在すらあまり知らなかったのですが

数年後にフランスで安く売られているという話を聞いて

現地の友人に購入・郵送してもらいました。

白いTシャツに合わせるだけでおしゃれなので

一時期毎日のように着ていました。

ネクタイ同士は手縫いで留められているので

小さい子どもがいたら着るのは無理。

かといって、子どもがようやく手を離れたこの歳で着るには勇気がいる。

保存コースです。

 

 

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02年のペンキ スクエアトゥ ブーツ。

これはたまに履いています。

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はい、かっこいい。

最近はタビブーツがブームで、ペンキペイントのものも出ているようなので

今履くとかえって良いかもしれません。

 

 

総じてパンチの効いたアイテムが保存コースを歩んでいるようです。

とはいえ、ドールコートのように寿命を迎えつつあるものもあるので

着れる時に着ておかないと後悔しそうだなと

この文章を書いていて思いました。

海外サイトでパッチワークラグを5万円で購入してみました

Pacific Furniture ServiceでStandard C Sofaを買った勢いで

ラグも買ってみました。

 

10年くらい前にH.P.DECOで見かけてからずっと気になっていたパッチワークラグ。

当時の販売価格は24-30万円だったと思うのですが

昨年末に海外の通販サイトを覗いたら

ディスカウント品は5-7万円台だったので、年末年始の酔った勢いでほぼ即決。

 

購入先はスウェーデンに本社があるCarpetVista

初めて使うサイトだったので心配ではありましたが

1月2日に注文、スウェーデンデンマーク、フランス、中国を経て

1月6日に無事、到着しました。

 

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サイズは200×300 (cm)。

価格は定価から70%オフ、送料込みで約5万5千円でした。

 

ラグを探されたことがある方なら共感していただけると思うのですが

5万円は決して高い方ではありません

(私のお財布的には高いです)。

参考までに、PFSで類似サイズのラグを買った場合、10万円は超えます

感覚として今回買ったラグのコスパはかなり高いと思います。

 

自宅で使用するにあたり、ホットカーペットや床暖房でも使用できるか不安だったので

事前にチャットサービスを使って問い合わせてみたのですが

「ウールだし接着剤は使っていないから使えると思うけど

温かさが伝わりにくい可能性はあるから心配なら購入は控えてね」

というなんとも判断しにくいお返事。

ただ、結果的には温かさも十分伝わるし、熱がこもる感じもなく

全く問題を感じません。

 

一方で、注意したい点もいくつか。

 

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これは2012年にハワイのどこか(多分ショッピングセンター)で見かけた

パッチワークラグ。

 

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 今回購入したらラグと比べるとパイル(毛足)の残り具合が違います。

とはいえ、このハワイのものが特に品質がよいようで

その他の取扱店のものに比べると、写真レベルでの比較ではありますが

CarpetVistaのものが特別、パイルが短い粗悪品という訳ではなさそうです。

 

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そもそもパッチワークラグは20-50年使用されて磨り減ったラグを染め直し

つなぎ合わせて作成されているのでパイルの長さは望むべくもなく。

他にもノットの密度、本当に手織りかなど、気にしだすと色々あるのでしょうが

リメイクされている時点でそこは期待すべきではないかと。

このあたりは、マルジェラのアーティザナルに

「素材になっている古着のコンディションが悪い!」

と文句を言わないのに近い気がします。

 

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また、かなり色が濃いので靴下や衣服への色移りも心配でしたが

数日使用してみて、その心配はなさそうです。

長期的に使用した際の、床への色移りはまだわかりませんが

裏地も貼られていますし大丈夫な気がします。

 

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そんなわけで、いくつか気になる点はあるものの

コスパを考えると、とても良い買い物だったのではないかと思っています。

これが定価の18万で購入したとなると

パイルの長さ含め色々気にはなりそうですが。

 

最後に、返送料について。

前述の通り、配送料は商品代金に含まれていますが

返品する際には1万4千円かかるそうです。

私はラッキーでしたが、もし返送が必要になった場合

1万4千円はかなり辛いですね。

 

というわけで、やや前後しましたが結論。

CarpetVistaでディスカウントされているパッチワークラグを買うのは

かなりオススメです。

ただし、海外通販なのでat you own riskでお願いします。

マルタンマルジェラ本人製作のアートワークがビーレフェルト美術館に

2009年の引退後、何をしているか、どこにいるか誰も知らなかった

マルタンマルジェラ本人が製作したアートワークが

ドイツのビーレフェルト美術館の

「歩く人」展に出展されているようです。

詳細はリンク先の動画をどうぞ。

www.reddit.com

 

ビーレフェルト美術館のサイトへのリンクはこちら

 

展示されているのは以下の2点(画像は動画からのキャプチャ)。

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(おそらくフェイク)ファーが全面にあしらわれたカラーコーン。

 

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円形のキャンバスに引き伸ばされたブリーフ。

 

ファーといえば、9798awのコレクションに用いられた

BLESSのウィッグを思い出します。

 

マルジェラのカラーコーンといえば、直営店を思い出します。

 

ブリーフの方は靴下ニットを連想させます。

  

表現方法は変わってもモチーフが共通している点に嬉しさを覚えました。

 

なお、上記動画のコメント欄によると

カラーコーンの方はメレット・オッペンハイムの「Object」を、

ブリーフの方はフェリック・ゴンザレス=トレスの「Untitled (Perfect Lovers)」

連想させるとのこと。

 

「Object」におけるカップは女性器、スプーンは男性器を表しているのだとか。

となるとマルジェラのカラーコーンは男性器でしょうか。

ファッションという目線だとファーフリーとも関係していそうに思えますが

もうファッションにはそこまで固執していないですかね。

 

「Untitled (Perfect Lovers)」は同じ時を刻む2つの時計が恋人同士を象徴する一方

どちらかが先に時を止めてしまう予期悲嘆も表しているそう

(この時フェリック・ゴンザレス=トレスの恋人はHIV/AIDSに罹患)。

マルジェラの作品は右側の方が大きくて、ブリーフが汚れていて、

陰茎と思われる膨らみの位置も左右非対称。

どちらかがマルジェラなのかなと思ったりしました。

 

展示は2020年3月8日まで。

間違いを間違いと認めたい話

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2年以上放置していたこのブログを

久しぶりに書いてみようと思ったきっかけが

PFSのStandard C Sofaの購入でした。

8年前に家を建てた時、色々散財した結果

まあソファは今使ってるのもあるし今度でいいか

となりました。

で、予想通り「今度」がなかなか来ず

想像を絶するだらしなさにより今に至りました。

 

そんな中、家族で恵比寿に買い物に行った際

久しぶりにPFSの前を通りかかり

「ちょっと寄ってみるか」「そろそろ買ってもいいか」

「何色にしようか」「配送いつにするか」

といつの間にか購入していました。

何を言ってるかわからねーと思うが(以下略)

 

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Standard C Sofaの主なサイズ展開は以下の通り。

1人掛け:W870 D780 H710 SH360
2人掛け:W1600 D780 H710 SH360
3人掛け:W2000 D780 H710 SH360

我が家のソファ設置場所の壁は幅1850cm。

3人掛けは確実にはみ出るし、2人掛けだとちょっと小さい。

そこで、お店の人に相談したところ、

定価とあまり変わらない価格でサイズオーダーできるとのこと。

W1800で作ってもらうことにしました。

 

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3人掛けだと座面クッションが3つになるのですが

W1800は2人掛けを拡張した形で、クッションは2つ。

クッションはコイルスプリング入りで

カバー背面にはジップがついていて取り外してクリーニングも可能。

汚れが目立ってきたら裏返して使ってもよいそうです。

 

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生地はFabric BのATT Khaki。

自分の好みと、子どもが牛乳をこぼしてもそこまで目立たなそう

という基準で選びました。

 

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前後で足の長さが異なり、やや後傾姿勢に。

 

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床との間には結構隙間があって、ルンバが入ります

(以前のソファは入らなかったので埃がたまりがちだった)。

 

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向かって右端はこのような配置。

オーダーしたし、まあこれは当然。

 

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問題は左側。掃き出し窓のカーテンがつぶれます。

 

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これがいちばんわかりやすい。

壁の幅ばかり考えていて、カーテンの存在を忘れていました。

結果、カーテンのスペースを確保するため

右端が壁から若干はみ出る形で配置することに。

 

 

間違いはふるさとだ、だr(以下略)。

 

 

正直買わなくてもよかったものランキング 2011

懐古厨なので2011年のファン限定記事を公開します。
 
 
 
買ってよかったものランキングをまとめた2010年と2011年の間に買ったものの中から
正直買わなくてもよかったんじゃないかと思うものを集めてみました。
 
 
第5位
 
イメージ 1
 
選考理由:
生地がへたれやすい。特に襟ぐりが伸びる。
色味はすごく好きなので、生地に1011awのエイズTくらいの安心感があればと悔やまれるエイズTです。
 
購入時の記事では、個人的に今期のエイズTはかなりお気に入りで複数買いも検討したいくらいです///
などと書いていた上での手のひら返し。
 
買ってすぐの勢いでブログに上げるのよくない。
 
 
第4位
 
イメージ 5
選考理由:
突板に生気がない。
同じ突板でもライブナチュラルとは雲泥の差。
無垢材使用のPFS オペレーションテーブルとは比べるべくもなく。
 
木製の家具はお金をケチってはいけないということを学びました。
 
 
第3位
 
イメージ 2
 
選考理由:
派手。
 
 
第2位
 
イメージ 3
 
選考理由:
時間がわからない。
 
 
第1位
 
イメージ 4
選考理由:
使い道がわからない。
 
 
上位に関してはもう迷うことなく即決でした。
理由も簡潔。
 
ただ、全体を通して言えることですが、
「買わなきゃよかった」ではなく、「買わなくてもよかった」なんですよね。
そういう意味では⑬ラインはかなり不利かも。
どれも悪いものではないんです。
趣味を憎んで服を憎まず(ただし無印を除く)。