社会貢献

あけましておめでとうございます。

いきなり去年の話になってしまうのですが、
年末に母校で1コマだけ授業を担当させてもらう機会に恵まれ(といっても3年目ですが)
大学2年生相手に120分、キャリア形成に関する授業をしてきました。

僕は後輩に
「自分が本当にやるべきことは社会が教えてくれます。
あなたはあなたが持っているすばらしい能力が、社会の中で一番輝く方法を探し続けてください」
みたいなざっくりしたメッセージを実体験とともに伝えたのですが、
ある学生さんから
「私は社会貢献したいという気持ちを持っている人を、心から立派だと思っています。
でも、自分の中からはそんな気持ちがちっとも湧いてきません。私はもっと自分勝手です。」
というコメントをいただきました。

僕はそのコメントに
「僕自身、心から社会に貢献したいという気持ちがあるかどうかはわかりません。
社会貢献していると自分に言い聞かせないと自分自身の仕事のモチベーションが保てないのかも。
僕にとっての社会貢献は自己満足に帰結するのかもしれません。」
と回答しました。

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なんてことのない作業が 回り回り回り回って
今 僕の目の前の人の笑い顔を作ってゆく
そんな確かな生き甲斐が 日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に 頬が染まる 温かなピンク
増やしていく きれいな彩り
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Mr.Childrenが「彩り」で歌っているみたいに
「社会貢献」というのは立派なお題目であっても、
最終的には自分に還元されるものだと思っています。

社会(と便宜的にみなされている人たち)も、自分もハッピーになれるよう
また一年やってみます。